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2006年02月12日

ラグビー(8)

今日は日本選手権2回戦、今、秩父宮から帰宅しました。今日の秩父宮を回想しながら、思ったことを書いてみたいと思います。秩父宮は指定席が売り切れと聞いていたので、どの程度人が入っているのかと思いながら、11時半秩父宮に到着。思ったよりは空席が目立ちましたが、入場後からいつもとは違う雰囲気がありました。大袈裟に言えば、歴史が変わるところを見たいといった、そんな感じ・・・。NECvsコカコーラWJの試合前から、周囲では「早稲田はどうかな?」「五郎丸は出るらしいな」なんて声が飛び交っているのも、「早稲田人気」だけでなく「歴史の証言者になりたい」という観衆の気持ちを象徴していたように思います。
そのような中、第1試合NECvsコカコーラWJ、正午キックオフ。NECが圧倒的に優位だと思って観ていましたが、コカコーラWJも前半は健闘しました。特にBKのディフェンスでは基本的にゾーンの形を取り、時折全員がサインでプレッシャーをかける形で、大きなゲインはさせませんでした。来季トップリーグでの手応えは十分掴めたと思います。しかし、反面FWがモールに対応できず、何度かゴールラインを割られました。特にドライブをされたという訳ではなく、中央を割られる形でのトライが目立ったため、前半は26−17という得点差ではありましたが、後半得点が開くような感じがありました。NECに関してはやや相手に合わせてしまったように映りました。東芝をトップリーグで破ったときのようなモチベーションが感じられないためか、思ったような試合が出来ていなかったと思います。後半山口選手がトライをして一時、点差が詰まったものの、サウカワ選手を止められなくなり、後半窪田選手のトライで勝負ありでした。コカコーラの試合を観たのは今季初めてでしたが、良いチームだと思います。個々のタックルは悪くなかったし、チームとしての決め事も後半20分までは出来ていました。ただ、勝負所でサウカワ選手に対して高いタックルに行ってしまった点、そして何よりFWのモールプレイに改善点が必要だと思います。淵上選手、ニールソン選手など、華のある選手もいるので来季に期待したいと思います。
NECとコカコーラの試合が終わる頃から、秩父宮が満員に近づいてきました。そして午後2時、第2試合トヨタvs早稲田大学、キックオフ。早稲田は試合開始から非常に落ち着いていました。とるべきPGを五郎丸選手が確実に決め、前半23分モールから佐々木選手が飛び込んだときは、どちらがトップリーグのチームなのかわからないくらいに早稲田の強さが際だっていたように思います。しかし早稲田に不安を感じたのは、その直後、1次攻撃から大きくゲイン、つながれて、簡単にトライを許したことでした。前半のトヨタの2つのトライは1次攻撃からの大きなゲインを確実に得点に結びつけられる、実に嫌なものでした。前半の7点差は、後半風下に回ることを考えると早稲田としてはもう少し離しておきたい得点差だったと思います。後半は互いに少しミスが出はじめました。インターセプトによるトライを与え合い、後半25分廣瀬選手のPGで4点差となってからは白熱の展開でした。攻めたトヨタも守った早稲田も、ミスの少ない素晴らしいプレイが多く観られました。最終的に早稲田大学がトヨタの猛攻を押さえて、28−24で歴史的な勝利を挙げました。勝敗を分けた点はいくつかあると思いますが、早稲田大学が@ラインアウトを支配したこと、AFWがモールなどで全くひけを取らなかったこと、B全員がひたむきにタックルし続けたこと、が挙げられます。特にラインアウトは、完全に掌握しました。清宮監督を中心に徹底的に研究した成果が前半から現れました。トヨタは完全にラインアウトで後手を踏みました。セットプレイからFWのモールという、最も基本的な手を封じられたことは痛かったと思います。また前半23分に佐々木選手がモールでトライを取ったことで、トヨタFWの余っている選手がモールに入らざるを得なくなってしまった点もトヨタにとっては誤算だったでしょう。そして、最後20分間トヨタの猛攻に耐えた早稲田ディフェンスの強さ・・・。基本的なプレイを、全員がそつなく行った早稲田の完勝だったと思います。ラグビーはトップリーグができ、海外からも優秀な選手が多く入ってきました。その中で大学生が勝つことは、以前とは比較にならない難しさがあります。昨年、トヨタにあと1歩の所で負けてから、ここだけを見てきた早稲田大学に心から敬意を表したいと思います。
次は東芝府中・・・、FWの激しさが異次元のチームに対して、早稲田は今日以上に厳しい試合を強いられることは間違いないでしょう。それでも、多くの秩父宮に来ていた観衆が帰りに「また来週も見に来たい」と言っていたことが、早稲田大学の魅力だと思います。「ひたむきさ」だけでなく、トップリーグのチームを研究して22人がそれに対応できる大学チームが、来週も良いゲームを魅せてくれることを期待しましょう。
posted by きりきり at 20:34| Comment(8) | TrackBack(13) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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