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2006年02月19日

ラグビー(12)

今、秩父宮ラグビー場から帰ってきました。結果は皆さんも御存知の通り「43−0」。とにかく東芝府中の強さが目立った試合でした。早稲田はお世辞ではなく、よく戦ったと思います。今日の東芝は本当に強かった。東芝の強さは一言で表現すると「基本に忠実なプレイ」。私たちが初めてラグビーをプレイしたときに、必ず言われることをきちんと実行できるメンバーが揃っているということです。倒しても倒されてもすぐに起きあがること、パスをしたらフォローすること、近くの選手が捕まったらすぐにボールを取りに行くこと、キックをしたら走ること等々、わかってはいても続けることが難しいプレイ・・・。そんな数え上げればキリがない「基本」を忠実に実行し、さらに「激しさ」をも持ち合わせている強さ。早稲田はそのようなチームを相手に、前半は健闘していました。低いタックルで2つのトライに押さえたのは立派でした。前半残念だったのはマクラウド選手のトライと五郎丸選手のPG失敗でした。マクラウド選手のトライはパスミスを拾った形でしたが、このトライは見た目以上に上手かったです。バウンドするボールと相手選手のギャップを瞬時に判断してボールを拾い、その隙をついた見事なトライでした。でもあれは止めたかった、というより止めなければいけないトライでした。五郎丸選手のPGもそれほど難しい角度ではなく、彼ならば入れられたゴールだけに残念でした。渡邉選手のモールからのトライは仕方がないでしょう。スポーツに「たられば」は禁物ですが、前半を7−3で折り返せればまた違った試合になったと思います。それにしても東芝はよく早稲田を研究してきたのか、ラインアウトではトヨタ戦と反対に何もさせませんでした(前半にスローワーとラインアウトの核が負傷退場したことも原因だとは思いますが)。後半最初に、東芝がこの試合唯一と言ってよいミスをしました。早稲田はそれを生かせなかったのは痛かった。後半5分の笠井選手、9分の吉田選手とFWで押され、BKに走られ、立て続けにトライを取られた時点で今日の試合の大勢は決まったと言えるでしょう。それでも早稲田はスクラムは五分に組んでいました。東芝の老獪さに、回されて取られたこともありましたが、スクラムはよかったと思います。しかし、ラインアウト・モール・ラック、すべてで東芝FWが上回ったことがこの得点差につながったと思います。BKでは両センター、特にマクラウド選手のアタック、ディフェンスはともにすごかった。頭の所が赤い彼のヘッドキャップが、あらゆる起点を作り、あらゆるピンチを未然に救いました。36分の中居選手のトライでチームはキレてしまい最後は離されましたが、早稲田は本当によく戦ったと思います。試合が終わった後、秩父宮の観衆が皆なかなか帰ろうとしなかったのが印象に残っています。普通「43−0」という点差ならば、残り5分くらいで帰るお客さんが見られるのに、ほとんど見られず、皆最後まで早稲田の選手に拍手を送っていました。それが今年の早稲田ラグビー部を象徴していたと思います。清宮監督はサントリーに行き、他の4年生も引退しますが、また早稲田の挑戦は始まります。来季は東芝府中だけでなく、清宮サントリーとも戦うことになるかもしれません。今日の悔し涙を来季につなげて、頑張って欲しいです。そして、チャンピオンとして真っ向から早稲田の挑戦を受けて立った東芝府中にも拍手を送りたいです。今日の東芝は非常にクリーンな試合をしました。ほとんど反則という反則をせず、早稲田にトップリーグの強さを100%の力で教えました。富岡キャプテン中心に、本当に良いチームに仕上がってきたと思います。史上初の3冠へ向けて、来週も良い試合を見せて欲しいです。
posted by きりきり at 18:36| Comment(3) | TrackBack(16) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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