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2006年02月24日

トリノオリンピック(7)

荒川静香選手、素晴らしい演技でした。フィギュアスケートを観ていると、採点に疑問を抱くことが時折ありますが、贔屓目なく文句のない金メダルだったと思います。本当におめでとうございます。彼女のことを初めて見たのは1996年くらいだったと思います。長野オリンピックに出場し13位という成績で健闘を称えられましたが、実際当時の「世界」からは程遠いレベルでした。その後、より高みを目指してアメリカへ渡り、世界チャンピオンにもなりました。数年来、新採点方式によるスランプの時期もあったようですが、昨年の全日本選手権を観ていて、その毅然とした表情に完全復活を見たような気がしました。というより、本当にいろいろなことを乗り越えて代表の座を掴んだ「貫禄」のようなものを感じました。今回も安藤選手、浅田選手の陰に隠れ、世代交代を取り上げられたことも多かったはずです。その中で、あの演技。観ていて涙が出そうになりました。村主選手も同様ですが、多くのものを犠牲にし、たくさんの人に支えられながら、スポーツ選手は強くなっていきます。8年前には幼かった彼女の表情が、強く美しく感じられたのは、決して金メダルを取ったからではありません。アナウンサーが、ミシェル・クワン選手の言葉を紹介していたのが印象に残っています。「目標はオリンピックで金メダルを取ることだった。しかし、目標を叶えるのもスポーツならば、目標が叶わないのもスポーツ。そして、目標を叶える過程があるのもスポーツ」という言葉。それが今日の多くの選手からも感じられました。サーシャ・コーエン選手の2回転んでも諦めないで滑り続けた精神力、イリーナ・スルツカヤ選手の転倒後も最後まで王者としてのプライドを失わなかった笑顔、村主選手の情感溢れる素晴らしい演技・・・。多くのものを魅せてもらえたような気がします。安藤美姫選手も、きっと4年後もっと美しい表情をして帰ってくるでしょう。4年の間に苦しみ、支えられ、もっと強く美しくなっていく。その過程を見守りながら、バンクーバー大会での彼女の活躍に期待しましょう。
posted by きりきり at 10:25| Comment(7) | TrackBack(13) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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